多賀・光の多面体 閉幕
「東大寺と東北」展の全仏が泣いた⁈ スペクタクルな二夜公演「多賀・光の多面体」が 閉幕いたしました。
貴重なGWにご来場いただいた皆様ありがとうございました。
5月4日の開幕を飾った
二胡とシンセサイザー。
相田雅美は唐の貴人役で出没…
シンセの宇都宮は
オーケストラピット内に潜んでいます（笑）
水上舞台は予想以上の強風で
飛ばされそうな勢い…だったらしく
オーケストラピットのヴァイオリン奏者も
弓が吹っ飛ばされそうな初めての経験だったと、擦弦楽器あるある談義に花が咲きました。
◀水上舞台を眼下にのぞむオーケストラピットより 昼の眺めはこんな感じ。 写真では感じられませんが、かなり冷え込みました…
能楽、日舞、コンテンポラリーダンス、 古今東西のオーケストレーション、そしてオペラ♫ 光のアートと響鳴する宇宙幻夜ともいえる絵巻物Live。
ライティングショー、ダンスとのコラボで 宇都宮の即興的な環境音楽を演奏させていただきました。
自然の輪廻や心象風景などを軸に、 シンセサイザーの電子音やフィールドレコーディングした環境音、 様々な響きで構成。
ホールとは趣の異なる屋外公演ということもあり リハは雨風との戦いでしたが…本番は両日晴れ！ 自然現象と向き合いながら鳥や虫の声、 電車の音やざわめきも含めて作品ということになりますね。
環境音楽・アンビエントミュージックのパフォーマンスは、 展開できるチャンスが限られているので 今回の様な各界の表現者の方々と
各々の色彩で描ける公演は とても得るものが大きかったです。
多くの関係者の皆様に感謝感謝です☆
■出演者等 ・観世流能楽師 津村禮次郎 ・ダンサー（多面体表現者） 中村明日香 ・オペラ歌手 中鉢聡（藤原歌劇団） ・オペラ歌手 文屋小百合（二期会） ・オペラ歌手 早坂知子 ・日本舞踊家 中川雅寛（中川流） ・ピアノ 高塚美奈子 ・シンセサイザー 宇都宮理人 ・二胡 相田雅美 ・電子オルガン 相澤菫 ・ヴァイオリン 平松典子 ・笛 高橋竹仙 ・打楽器 三上恭伸 ・笙 真鍋尚之 ・篳篥/栗山葵衣 ・指揮 佐藤淳一（尚絅学院大学教授・声楽家） ・合唱指導、副指揮：堀内由紀子（コレペティトーリン/指導伴奏者） ・演出、振付 中村明日香（多面体表現者） ・光のアート ヤマザキ・ミノリ（女子美術大学教授） ・企画、構成、総合演出 志賀野桂一（白河文化交流館コミネス館長） 【市民文化創造局】
